シェフこだわり!ホテルオークラ黄金フレンチトーストを1日かけて再現してみた
「フレンチトーストでも作ってあげようか?」
そんな僕の問いに対して、妻がこう答えた。
『ホテルオークラのフレンチトーストレシピが公開されてるの知ってるー?作ってみたら?』
「おお、じゃあ作ってみようか」
そう、あのときのこの一言がまさか大変な事態を引き起こすとは僕はまだ思っていなかったんだ。
この記録はレシピの紹介と実際に作る過程を記録したものである。
ホテルオークラの黄金フレンチトースト
レシピは普通のフレンチトーストとそんなには変わらない。
◆材料(4人前)
卵 6個
牛乳 370cc
砂糖 62g
バニラエッセンス 少々
食パン 4枚(厚切り、約4cm、耳なし)
バター 少々
サラダオイル 少々
初期段階でいきなりつまづいた
食パンの4cm厚切りなんて普通のスーパーには売っていなかった。そこでポンパドールに立ち寄ることにした。
そこでゲットしたのがこちら。
大きさがわからないと思うのでiPhoneと比較してみた。
大きさをわかってもらえただろうか、その大きさなんと30cm。
なぜこんなでかいの買ったかって?
これしか売ってなかったんだよおおおおおお
さて、このパンを元に作り進めたいと思う。
Let's cooking!!
1.まずは卵を準備します。
なお、この卵を用意する前に1個落として割りました。まだ妻には話していません・・・。
そしてもう一つ、問題があります。それは僕の尿酸値が高いということです。尿酸値の点滴は卵とビールです。大丈夫かな・・・。
2.それをボウルの中に割ります。
この白いやつは僕は嫌いなので、取ります。入っていても問題はないんですけどね。
3.よーくかき混ぜます
白身と黄身が分離しているとうまくしみ込まないのでよーく混ぜましょう
4.牛乳、砂糖、バニラエッセンスを加えよーく混ぜます
5.パンを作った液につけ込みます
『パンを12時間つけ込みます』
うんうん、12時間ね!
ええええええ?!ちょwwwおまwww
12時間って・・・これを作り始めたのが夜の10時過ぎ。でもそういうレシピだから仕方なくパンを浸す。
「見てみろよ・・・こいつ浮かんでるんだぜ・・・」
そして翌朝の午前10時、さてー次はそろそろ焼きかな?レシピは・・っと。
『片面12時間つけこみます』
あれ・・・片面・・・?片面?!
なんか涙出てきた・・・。しかし泣いていてもフレンチトーストはできないのでひっくり返しさらに12時間。そして作り始めてから24時間経過したところで夜の22時過ぎに。
こんな時間からフレンチトースト食べる気になれなかったので、翌昼のご飯にすることになった。
6.36時間以上つけ込んだ状態を観察する
なんというかほんとたぷたぷな感じ。持ち上げようとすると崩れ落ちそうな感じ!
7.熱さ控えめにしたフライパンにバター少々、サラダオイル少々たらし焼く!
焼くときの注意ポイントは弱火で蓋をして15分くらいかけて焼くということです!
※焼いている最中の写真は忘れました・・・。
8.お皿に盛りつけをする!そして完成DA!!!
果たしてどんな味がするのか?
36時間以上かけて作ったフレンチトースト、そしてグルメの舌をとらえて離さないホテルオークラのレシピとはどんなものなのか?いよいよ試すときがきた!
15分以上かけて焼いているので表面はかりっとしている反面、中身は蓋をして焼いたことでじっくりじゅわっと焼けていました。
例えるならプリンのようなぷるんぷるんの食感で美味!
これは人気があるのも頷ける味でした。
しかし1個だけ注意点が!
一人で食べきると気持ち悪くなります・・・。これ注意。2人で1個を分け合うくらいが程よいですね。
まとめ
24時間以上かかるフレンチトースト。その味はまさしく黄金の味わい。
今回ホテルオークラのレシピを試してみて感じたことは、食べにいった方がいいってこと笑。
確かに家で作れるという点は大きいけど、実際に出来上がるころにはフレンチトースト食べたい気分じゃなくなっていることもあると思うのでフレンチトースト食べたくなったらホテルオークラにいきましょう!
60時間漬け込んだのはこちら。
より一層美味しくなってました♫
からのー!
4日漬け込んだのがこちら。撮影テクもどんどんパワーアップしてる笑
欧風料理 オーキッドルーム(朝食)|東京のレストランならホテルオークラ東京