3歳未満のこどもがいる家庭の夫は18時前に退社を義務化?冗談ですよね・・・?
最近こんな記事を読みました。
夫が「主夫」をやめて気づいた。国がやるべきは「女性の支援」じゃなく「男性の支援」 - エキサイトニュース(1/2)
読んだ正直な感想は「冗談ですよね・・・?」
主張としては以下のような感じです。
- 朝早く出て遅く帰ってくると子供と関われない
- 夫が忙しくなると私の時間がなくなっちゃう
- 早期職場復帰や働く女性支援はお門違い
んー、正直全く共感はできませんでした。
子供と関わる時間は努力しだいでなんとでもなると思います。平日は難しくとも休日にその分愛情を注いだらどうでしょうか?旦那が早く帰ってくるようにして欲しい、でも給料は下げないでほしい。
そんな都合のいい会社はないでしょう。それを税金で保証しますか?
そうなると税金が高いと今度は文句を言うのではないかと思います。
子育て支援とは何か?
旦那が育児参加できないから子供を産まないんだという人より、子供を預けられない、何人も養えるだけの給料を貰えていない人の方が多いのではないでしょうか。
年収200万、300万の人も増え正規雇用者より非正規雇用者の数が多い現代において夫が早く帰ってくるように義務化したら果たして子供が増えるのか。
正直なところどういう思考ロジックなのかわかりませんでした。育児が奥さんの負担になり自分のやりたいことが出来ないから産まないというロジックなのでしょうか。会社に保育所作るとか、待機児童減らすとか、在宅勤務を自由に行えるようにするとかそっちの方が需要ありそうだと思いますが実際のところどうなんでしょうか。僕は男性なのでわからないだけなのかもしれませんが女性視点でみると旦那が早く帰ってくるようにしてくれたら複数人こどもを産もうと思えるものなのでしょうか?
退社の18時前を義務化する前にやるべきことがたくさんあるように思います。
均等に分担することが重要なのではない
ワークライフバランスもそうですが誤解されがちなのが毎日バランスを保つ必要はないということです。働きすぎだと思ったら休暇を取得するといった具合です。
育児も同じように平日は奥さんの方が負担が大きいかもしれないので、休日は夫が頑張るとかそういった具合にバランスをとっていくことが大切なのではないでしょうか。
中には「ちょっと毎日旦那が早く帰ってくるようになったんだけど・・・まじ最悪」という人もいるでしょう。
義務化するということは遵守しなかった場合には何かしらの罰則が伴うリスクもあるということです。寄り道せず家に帰って育児をしているのかそういった監視や規制の仕組みも産まれてくるかもしれません。
そこまで子育てを強要される環境で楽しく子育てが出来るとは僕は思いません。
まとめ
少子化、少子化って言われますが子供を産みたいと思っている人自体も減っているのではないかと思います。
こどもがいることが僕自身は楽しい人生を過ごさせてもらっていると感じでいますし、学べることもたくさんあります。
少子化に歯止めをかけたいのであればまずは現場の一般家庭を調査してみることでその実態が見えてくるのではないでしょうか。
最後までみてくれたあなたに質問です。
あなたは夫の18時前退社義務化に賛成ですか?反対ですか?